終戦後の学制改革により関西学院高等部が発足した当初から存在
ヨット部は六月五、六日に芦屋浜で行われた兵庫県高校総体で優勝、近畿高校総体で準優勝を果たしました。県大会は実力差があったため、旧型のセールを使用してレースに臨んだのですが、全員が新型セールを使用する県立芦屋高校が予想以上に速かったため、我々のヨットも二回目は新型のセールを使用してレースに出場しました。前日の不調とは打って変ってスピードが上がり、最終レースではだんトツの一位をとることができました。インターハイへ出場する七艇を選出する近畿大会、一日目第一レースは一位だったのですが、第二レースでフライングをしてしまいました。二日目第三レース二位、第四レースも二位。この時点では立命館高校のトップ艇が一位、関学は六位でした。五レース以上行われれば、最も悪い成績のレースをカットできるルールにより、三日目の第五レースが終わったときには一点差で二位になりました。大逆転を目指した最終レースでしたが、終盤にミスが出て五位に終わり、惜しくも優勝には届きませんでした。八月十八日より岡山県牛窓町で行われるインターハイ、十月に行われる国民体育大会では、この悔しさをバネに上位を目指すつもりです。風の強さ・方角・タイミングを予測し、常に自然と向き合うスポーツがヨットです。
今年は念願のインターハイ出場を6年ぶりに、また、初の国体両クラス出場を果たした。今年の高等部のレベルは例年より少しずつ向上しつつあると思う。しかし、6年ぶりの全国大会でトップレベルとの差を見せつけられた。今年の悪かった点をいかして、来年はもっと上を目指してほしいと思う。また、来年度はコーチもつき、スナイブ、FJ級共に新艇という絶好の上位進出のチャンスである。日頃の練習を大切にし、“常勝 関学高ヨット部”を目指してほしい。(主将 川瀬康治)
(戦評)
2校だけの参加となったが、スナイプ級は船に乗りはじめて間もないための敗戦となってしまった。しかし、このレースで学んだことは多く、このすぐあとのインターハイ予戦で大変役立った。
(戦評)
我々はこのレースに勝つために練習してきたといっても決して過言ではない。そのレースで勝ち、インターハイ出場を成し得た。これは、常に学部と合同練習してきたことが勝因だといえるだろう。また、レースが我々の最も得意とする微風化で、しかも地元で開催されたのも勝因である。このレース、2年岡本が3位に入り、来年は大いに期待する。
(戦評)
県総体の雪辱を晴らし、初の両クラス国体出場を成し遂げた。また、本にとってこのレースは大変苦しいものであったが、国休出場できたことは大変意義あるものであった。
(戦評)
6年ぶり全国大会出場ということもあり、他校の気迫に圧倒されていた。また、このレースでは他校とのレベルの差、特に細かいステアリングにおいてトップ集団についていけなかった。また、コースを取る上での一番大切なブローをつかむことを忘れ最終レースでは入賞(6位)出来る位置にいたにもかかわらず落ちていったのは大変悔やまれる。この経験を生かして、来年、深川が上位入賞を果たしてくれるのを心から願っている。
(戦評)
今回のレースは、レース前に船をベストの状態に持っていけず、また、レースにぶっつけ本番で新しいことをしようとして第1、第2レースは失敗した。普段の練習でしなかったことは、しないに限る。よい教訓になったと思う。また、このレースは大変な波、うねりがあったために、艇を思うように走らすことが出来なかった。来年度の国体開催地は湖、インターハイは瀬戸内海と波は少ないが、風のシフトが多いと予想される。そこらをよく練習してほしいと思う。
(戦評)
今年の関関戦は県の国体強化合宿のため夏休みに行うことが出来ず、国体にかえることとなった。結局、国体のポイント数で負けたわけだが、ふり返ると第1レースの沈につきてしまう。勝てていたレースであった。
(マスタリー第8号p215-217より)
今日は午前中に文化祭準備をした後、開会式がありました。委員長の開会宣言によって文化祭準備に拍車がかかりました。映画会ではさまざまな団体が趣向を凝らして作った映像が流され、文化祭への盛り上がりを高めました。