子ども会(春の子ども会)は阪神間の養護施設、母子寮の子ども達を招待し、1日を楽しく過ごしてもらおうという催しである。現在は高等部生有志と神戸女学院と合同で行われている。
1959年の4月、当時の関西学院高等部の新文化総部長を中心に生徒が集まり、「高等部に何か残していきたい」という思いを語った。夏休みに学友会の生徒が話し合い、「児童養護施設と母子支援施設の子どもたちを学校に招待してクリスマス会をやってみよう!」というアイディアが出た。その後、神戸女学院高等学部と協力し合い、企画、募金活動が始まり、その年の12月24日に神戸新聞社のKCCホールで「クリスマス会」が行われた。これが子ども会の始まりである。1960年から「春の子ども会」として形を変え、今に至っている。
この子ども会の目的は「高校生と子どもたちが共に楽しい時間を過ごす」である。子ども会の本部役員の生徒は昨年の11月に引き継ぎを行い、冬は毎週1~2回の準備に関わり、春休みには子どもたちの各施設の訪問を行う。4月に入ると放課後の準備に加え、献金を集め、学校全体から当日スタッフとGL(グループリーダー)を募集し、説明会を重ね、最終準備に入る。
1959年から行われている「子ども会」の歴史は次のページにまとめられている。
今日は午前中に文化祭準備をした後、開会式がありました。委員長の開会宣言によって文化祭準備に拍車がかかりました。映画会ではさまざまな団体が趣向を凝らして作った映像が流され、文化祭への盛り上がりを高めました。