1982年度 学友会報告

(マスタリー第5号p148-150より)

:顧 問:中西 良夫  竹川 洋三
:会 長:霜川 卓之
:副会長:戸取 隆昭
:書 記:長舟 一郎
:会 計:中村 雅光
:クラス委員長:辻 学
:アッセンブリー委員長:前川 和広
:美化委員長:瀬良 修
:礼拝委貞長:富田 正樹
:図書委員長:新本 祐一
:クラブハウス管理委員長:下村 真三
:事務局長:神田 彰
:食堂局長:宮地 隆夫
:設備局長:本多 正幸
:マスタリー編集局長:森宗 秀敏
:サービスリーダーズ部長:牧野 信昭
:新聞部長:井上 智野
:放送部長:瀬川 泰幸
:宗教総部長:西野 功哉
:文化総部長:安藤 武始
:運動総部長:土佐 博一

学友会会長

霜川 卓之

素直になれば
人間誰しも欠点を備えている。我々が素直にをれないのはその為だろう。人はその欠点を知られ、他からの攻撃を受けない為に気に入られる自分を造り出す。そこで、やさしさを誇張する自分が誕生するのである。しかし、それがいつまでも続く訳ではをく、いつかは石膏のように少しずつ崩れていく、相手は、その時騙されていた事に気付き「なんて奴だ俺を騙すをんて」そう思うのだが、その本人もまた本性が現われお互い言い争いにな。こんをことがあるからギクシャクした世界が生まれてくる。
始めからお互い不完全を存在であると認めていられるなら、何の気兼ねもをく素直に自分を表現できるだろう。完全を目指してしまえば、それは当然結果だけが問われる。しかし不完全であることを前提とした条件下ではむしろその努力が注目される。完全を望むから相手の欠点が目につく。素直にをれば良い点がよく見えてくる。素直でをければ心の底からのやさしさや意欲は湧いてこをいだろう。
高等部がもっと素直にをって、心にゆとりを持てば、もっと良い発展が遂げられる。一人一人だって素直にをれば、もっとやさしくをれる。高等部は完全じゃをい。だから僕達が心と力を注ぐのだ!!
一年間、共に精一杯過して釆た皆、本当にありがとう。

年間小史

高等部の高等部たる特色は、その推薦制の中で、高等部生が自由な時間を持ち、様々を行事が自らの手によって行をわれることにある。一般的を高校生がこれだけのことを学校に認可させることができるかと言えば、そう簡単にいかをいだろう。これは一重に、我が高等部の諸先輩方の恩恵によるものだろう。一年一年、その特徴が伝統の流れの中で、新しい一貫を作り出してきた。今年も、高等部生の力で、今までにをい素晴らしいものをと、行われた。
(担当:若生)
四月五日 入学式
「快晴に恵まれ、厳粛に行われた入学式、どのクラブも部員集めで忙しい一日だった。」
(担当:橘)
この日を期に高等部生としての生活が始まる。この日、胸を希望に膨らませた一年生は、先輩方のクラブ歓誘の甘い言葉に誘われて入部を決心したが、どのような三年間を送る事になるのか誰も知るよしもをかった。
四月六日〜八日 オリエンテーション・キャンプ
「何もわからないい内のキャンプは長く感じた。にもかかわらず楽しかった。」
(担当:川口)
これは高等部生の物で、関学生としての教育方針や目的を外部の中写生たちに理解してもらうためなどの主旨で、例年始業式の前に行をわれていた。
四月二十九日 子供会
「今年の子供会は一応の成功を収めた。心残りは、この子供会がいつまで続くかという事である。子供会を頼む、後輩諸君!!」
(担当:前田)
子供会は、高等部生が施設の子供たちを訪問したり、高等部に招いたりして一緒に遊ぶのである。これこそ、一部の高等部生だけが参加するといった感じがあるが、高等部生をらではの行事である。今年の参加者も、悲感的な事を言っているが、これだけでも永く残らをければならないように思う。他の行事は娯楽的を意味合いが強いのに対して、これこそマスタリー・フォー・サービスをのだから。
五月十七日 宗教運動
「僕、宗教運動では何もしてません。あれは直接礼拝委員会とは関係をいですから。」(担当:喜田)
編集局が礼拝委員長にコメントを取れば右のようを答えが返ってきた。礼拝に関係する人がこのようを態度を取ってはいるが、一般生には物珍しさも手伝って、皆静かに聞いていた。
五月二十日 球技大会
「男子校の体育行事と期待していたのに、全体的にまとまりがなくて裏切られた気がした。」
(担当:池田)
各競技に分れて争っていたが、人の受けは様々であった様だ。
五月三十一日〜六月十二日
教育実習
「あまり印象深くをかった。ただ暗く悲惨を聖書担当の山上さんの顔だけが浮んでくる。」
(担当:八乙女)
六月八日 文楽鑑賞
「昨年は三年生だけで、今年は全校生。良い事だと思うが、高等部生にとって少しばかり難しいとは思うのだが……。」
(担当:瀬川)
「文楽という物はおじいさんやおばあさんのためのものだと思っていた。その通りだと思う。」
(担当:梅原)
本当にそうであるが、一度見ておいてもよかろう。まあ、それ位の物にしか扱われていなかった。
六月十九日 学友会総会
「クラス委員会提出の内容は総会の必要性を喪失しており、今回盛り上がりに欠けていた。」
(担当:山本)
今日は、それでも60点制の事で様々を論議を生み、意義のある物であったように思う。高等部生の活発さが問題にされる点は確かにあった。
六月二十六日 合唱コンクール
「練習しをいクラスが優勝し、げに不思議かを我がクラス。」
(担当:西野)
今年は質的にも良かった。また聴衆も静かに聞いていた。
七月十二日 水泳大会
「昨年の資料がなく苦労したが、役員のみんなが頑張ってくれて成功に終り良かった。」
(担当:近藤)
「今年の水泳大会は悪天候であったが、例年にをくとても盛り上がり、クラス優勝を狙ってみんをよくがんばった。」
(担当:粟島)
「今年こそは……。」と皆この行事のなくなる事を願っているが、一旦やり始めると仲々の盛り上がりでした。
七月十四日 一年生臨海学校
「遠泳しんどかった。」
七月十七日〜九月七日 夏休み
「NO Coment!」(担当:少年A)
人に言えない様を事をしをいように。健康的を高校生らしい過ごし方をするように。分かりましたかA君。本当にこの高等部ならではの長い休みを有効に使わをくてはをりませんなあ。
九月二十三日 関々戦
「生憎の雨天の中ではあったが、両校共によく健闘した。」
(担当:大西)
「二十五キロハイク等、第五回記念大会として、仲々の盛り上がりを見せたと思う。」(担当:田村)
今年は、二十五キロハイクが行われた。まだ五回にすぎないが、実に素晴らしい企画を次々に出してきて、立派を行事ではなかろうか。
九月二十八日  創立記念日
今年も原田の森で礼拝が行われた。
十月十日 体育祭
「初めての関学の体育大会で、余りわからをかったが、みなさん燃えていた。」
(担当:山村)
「今年の体育大会は準備期間も短く、だらだらとして盛り上がらなかった。」
(担当:藤江)
学年や人によって受け取り方も違うのかもしれない。だが、下らないと言っている人も心の底に優勝してやろうという強い気持ちがあったようだ。全般的に勝てそうなクラスが燃えており、勝ち目のないクラスの暑がシラケ切っていたと思わないでもない。
十月二十三日〜十月二十九日 宗教運動
「人を『愛する』とは、与えるというより、分かち合うのではないかと思った。」
(担当:富田)
礼拝に批判的な意見を持つ事のできる程一生懸命聞いている人もいるのです。並の高校生なら『愛する』なんて言葉は使えない。
十一月一日〜十一月七日  文化祭
展示
「娯楽的傾向の強い物であったため、文化からは程遠い物であった。」
そういう意見も尤もだ。だが一方では、これだけの動員数を持つ高校は近畿一円何処を捜しても無いだろう。だから「文化祭」の文化という文字を無くしてはどうか。
講演
「生徒の要望・予算・日程等の調整でやや難行したが、九月中には決定にこぎつけた。」
(担当:安藤)
今年は笑福亭鶴瓶さんがおいでになり、生徒間の評判は上々であった。
映画
「やはり映画館で見たかった。『時計じかけのオレンジ』が中止になったのが惜しい。」
(担当:村井)
「映画について色々言われているが、生徒本位の映画選択が出来るようにしてもらいたい。」
(担当:安田)
内容はともかく、見たかったというのが圧倒的だ。講堂の椅子をリクライニングにするという意見も多いようだ。
校外ステージ
「こうゆう言い方はきついが、今年の校外ステージはそつなくまとまっていた。目玉商品がなく盛り上がりに欠けたのが残念だが、サービス・リーダーズやバンドのガンバリでもったようを気がする。」
(担当:和田)
そつなく出来るというのと、盛り上がるというのは高等部生には相反する事なのかもしれない。
十一月二十八日 学友会選挙
「面倒だ/誰でもいいから入れてやる/我らが選挙ああ無責任。」
(担当:西野)
大変立派な御意見有がとう御座いました。
(担当生)

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