過去の子ども会

2015(平成27)年

神戸女学院キャンパス内で実施

 


2014(平成26)年

神戸女学院キャンパス内で実施

報告

55回目の春の子ども会を4月29日に行いました。6つの児童養護施設と母子ホームから57人の小学生と、関西学院高等部と神戸女学院から合わせて105人の高校生が参加してくれました。
当日はあいにくの雨となり、子どもたちの集合から予定がずれるなどしましたが、外で行う予定だったプログラムを体育館で行うなどして、全てのプログラムを無事終えることができました。特に今年は今まで人気だった空き缶つみやしっぽおになどに加え、みつけてつくって、よけろレーザービーム、宝とりを新しいプログラムとして企画し、大変好評だったことや、子どもたちが喜んでくれたことが嬉しかったです。
また、今年度は例年より準備を早くからはじめ、余裕をもってのぞめたこともよかったです。準備段階では、意識向上を目的として初めて研修会を企画し、2月に児童養護施設の元職員の方お二人に来ていただき、話し合いを通して、本部役員の固さがほぐれただけでなく、1人1人にとっての子ども会の意義がより明確になったと思います。さらに、春休みの6つの施設訪問で、子どもたちとより楽しい時間をすごすことにもつながりました。
反省会ではプログラムの数や班の数の調整、当日スタッフの参加のリハーサルの実施といった提案が生まれ、夏休みの施設訪問の回数を増やすことも決まり、次年度の活動がより楽しみなものとなりました。
そして今年度は全校からの8万8207円を児童養護施設に献金させていただきました。ご協力ありがとうございました。
(K.G.H.REVIEW第43号より。ただし抜粋にあたって表記を改めたところがある)

 


2013(平成25)年

神戸女学院キャンパス内で実施

報告

今年度は、4月29日に神戸女学院において、春の子ども会が行われました。
子ども会とは、50年以上続く神戸女学院との合同行事で阪神間の児童養護施設や 母子ホームのの小学生を学校に招き1日、高等部生、女学院生と遊ぶというものです。
開催までの準備としては12月初旬に本部スタッフの募集を行い、 それから3月ごろまでに企画、検討をし、当日のプログラムなどを決定します。また三月末から四月上旬に各施設を訪問し、近くの公園などで子供たちと遊んだりします。
新学期に入ってから、グループリーダー(GL)・スタッフなど当日、子ども行事にかかわる生徒の募集を行い、今年も多くの高等部生が参加してくれました。当日は天気にも恵まれ、50名近くの子供たちと一緒に、午前中は校内で、もぐらたたき、空き缶罪などのゲームや工作を行い、その後、昼食を青空のもと芝生の上で食べ、午後からは玉入れや障害物競走などをして遊びました。  子供たちだけではなく、GL、当日スタッフも楽しく一日を有意義に過ごすことができました。献金など、いろいろな形でかかわってくれた多くの方に感謝します。 ありがとうございました。 (K.G.H.REVIEW第41号より抜粋)

 


2011(平成23)年

神戸女学院キャンパス内で実施。
児童52名、スタッフ約200名が参加。

報告

4月29日、神戸女学院高等学校(以下神女)との共催で、神女を会場に、児童養護施設、母子支援施設の小学生52名を招待して、共に1日を過ごした。
11月から準備からであったから約半年、子供たちに楽しんでもらおうと、様々な 手作りのアトラクションを製作し、準備してきた。午前は、あきかんつみ、私はだれでししょう、つり、もぐらたたき、リーダーダービー、ボーリング、凧作り、午後は、障害物競争、ストラックアウト、しっぽ鬼、凧上げ、玉入れ、じゃんけん陣地とり、多彩なアトラクションが準備された。子供たちは、「お兄ちゃん」、「お姉ちゃん」と共に笑い、悔しがった。ここに参加する子供たちは、キャンプや社会見学など行事で、大学生やボランティアと触れ合う機会がある。しかし、子供たち一人ひとりがそれぞれに、「お兄ちゃん」、「お姉ちゃん」をひとり占めできる行事は、この「春の子ども会」だけだと聞いたことがある。だから実は、多彩なアトラクションの中で、最も素晴らしく、子供たちが喜んでくれたアトラクションは、「お兄ちゃん」、「お姉ちゃん」である彼ら自身であったのだと思う。
最後に、この「春の子ども会」のために尊い献金(77,712円)をささげていただきましたこと、心より感謝申し上げます。 (K.G.H.REVIEW第37号より抜粋)

 


2010(平成22)年

神戸女学院キャンパス内で実施。

報告

春の子ども会当日4月29日。参加してくれた子どもは63名(当日来られなかった子も含む)。当日は早朝に雨が降ったため、グラウンドで行う午前プログラム(以下、午前プロ)と室内で行う午後プログラム(以下、午後プロ)を入れ替え、グラウンドが乾いた状態で遊ぶことが出来るようにしました。午前プロではストラックアウト・つり・パターゲーム・もぐらたたき・ボーリング・大嵐・迷路の7つのアトラクションで構成しました。一番子どもたちに人気だったのは迷路でした。午後プロでは障害物競争・玉入れ・大なわ・しっぽおに・借り物競走の五つで構成しました。午後プロで一番人気があったのはしっぽおにでした。これはGLにも気に入ってもらえたようです。
結果として大きなハプニングには遭遇せず、子どもたちが楽しむことが出来、春の子ども会が成功に終わったと感じています。今年は例年より片付けがとても早く終わり、当スタに残ってもらうことがありませんでした。今年の良かった点をより良く、悪かった点を反省して、これからの子ども会に繋げていけることを願います。 (K.G.H.REVIEW第35号より抜粋)

 


2009(平成21)年

関西学院キャンパス内で実施。 児童60名、スタッフ約200名が参加。

報告

4月29日(水・祝)、関西学院を会場とし、春の子ども会を開催いたしました。例年通り神戸女学院高等学校との合同行事として、五つの養護施設・母子支援施設から60名の子どもが参加しました。それにグループリーダー・当日スタッフ、そして本部スタッフや先生方を加えて、今年度も約200名が関わる大規模なものとなりました。
開会式での吹奏楽部による〝ディズニー・メドレー”と〝崖の上のポニョ”の演奏で、今年の子ども会は幕を開けました。当日は晴天に恵まれ、午前中は中学部グラウンド・午後は高等部校舎で様々なゲームを催し、子ども達は楽しんでくれたようです。閉会式の後、表彰などでもらったたくさんのお菓子を抱えた子ども達が、お兄さんお姉さんとの別れを惜しんだり、他方来年の再会への期待を胸に笑顔で手を振ったり。そんな子ども達1人ひとりの姿がとても印象に残りました。
今年度のテーマは、「春子にひろがる笑顔の輪」でした。今年度の春の子ども会はトラブルもありましたが、参加した皆があの日笑顔になれたことで、私にとってこの子ども会は大成功であったと思います。  グループリーダー・当日スタッフとして当日参加してくれた人、サポートしていただいた先生方には感謝の思いで一杯です。そして何よりも、私を支えてこの素晴らしい〝2009年度春の子ども会”を創りあげた本部スタッフの一人ひとりに感謝します。
子ども会は来年度で51年目を迎えます。これからも絶えることなく、子ども会にかける〝志”が後世に生き続けてゆくことを願っています。 (K.G.H.REVIEW第33号より抜粋)

 


2008(平成20)年

神戸女学院キャンパス内で実施。
児童70名、スタッフ約160名が参加。

報告

実行委員長 北田健人
天候に恵まれ、今年も春の子ども会を無事開催することができました。今年は、ここ数年参加のなかった同朋学園にも参加していただき、参加した子どもの総数は約70名、施設の先生方、グループリーダー、当日スタッフを含めると総勢230名と、多くの参加者が集まりました。こうした多くの方々の協力もあり、神戸女学院高等学部で、子どもたち・参加者全員が楽しむことができました。開会式では、吹奏楽のアニメ名探偵コナンのテーマ曲と情熱大陸の素晴らしい演奏を聞き、いざプログラムへ。午前は主にグランドでしっぽ鬼や障害物競走といった計五種目を子どもたちがグループリーダーとともに汗を流し、遊びました。午後は校内で宝探しなど計七種類のゲームで遊び、シール・文字集めをしながら各班で得点を競いました。閉会式では各班の表彰、記念撮影を行い、いよいよグループリーダーのお兄さん・お姉さんとのお別れ。別れを惜しみ、涙を流すグループリーダーや子ども、来年会えることを期待し満足そうな顔をしてグループリーダーに笑顔で手を振る子ども。委員長として、そんな子どもたちの笑顔を見られたこと以上の喜びはないです。今年の春の子ども会は大成功でした。子ども会はみんなの笑顔に支えられていたと思います。参加してくれた皆さんの笑顔のために、子ども会本部役員一同は準備してきたと思います。グループリーダー・当日スタッフとして参加してくれた人、献金に協力してくれた全校生徒のみんなに感謝の意を述べたいです。来年も子ども会で笑顔が続きますように。願いを込めて・・・。(K.G.H.REVIEW第31号より)

 


2007(平成19)年

関西学院キャンパス内で実施。

報告

委員長 岡田 直樹
四月三十日、関西学院高等部において、いくつかの児童施設から子供たちを招き、高校生と一日思いっきり遊んでもらうという企画、春の子ども会を開催しました。今年は当日の雨が心配されたものの、子供たちや高校生の思いが通じたのか、快晴の中おこなうことができました。
午前中はグランドにおいてしっぽ鬼や綱引きなどの野外ゲームを、午後は高等部校舎内において、迷路や射的など室内ゲームを行いました。初め子供たちは、少し緊張しているようでしたが、次第にペアの高校生になついていって、元気にゲームに参加するようになりました。帰るときにはなかなか高校生と離れようとしない子もいるほどでした。  今年の関学本部には個性的なメンバーが多く、うまく役割分担ができました。神戸女学院の本部との連携もうまくいきました。子ども会に先立って春休みには施設訪問も実施し、当日スタッフ業務で遊んであげられない分、目一杯子供たちと一緒に遊びました。
また今年は、大学の授業で子ども会の話をさせていただく機会も与えていただきました。大学生の先輩を相手にお話しするのは緊張しましたが、高等部の伝統行事を知っていただく良い機会になりました。  これまで三回子ども会に関わることができ本当に良かったと思っています。委員長として困惑することもありましたが、本部のみんなのおかげで最後まで乗り切ることができました。本部スタッフ・当日スタッフ・先生方・子ども会にかかわってくださった皆さん、本当にありがとうございました。(K.G.H.REVIEW第29号より)

 


2006(平成18)年

神戸女学院キャンパス内で実施。

 


2005(平成17)年

関西学院キャンパス内で運動会、室内ゲームを実施。
児童51名、スタッフ約100名が参加。

報告

一九五九年の開始以来、途中に中断をはさむものの長い歴史を持つ伝統行事「子ども会」が、今年も四月二九日に開催されました。好天のもと今年の会場となった関西学院には子供たちの歓声と笑顔が溢れ、とても楽しい一日になりました。様々な理由で日頃施設で暮らす子どもたちに、一日楽しいときを過ごしてもらいたい…そんな思いから、関西学院・神戸女学院両校の実行委員が毎週会議を繰り返し、準備を進めてきました。
高等部では、今年もスタッフ募集に力を入れました。アッセンブリーや掲示物で積極的に子ども会への参加を呼びかけた結果、目標としていた人数を超える応募がありました。ところが、今年は日程等の都合で参加施設数が減った関係上、参加する子供の数が五十一名にとどまることが後に判明し、結局スタッフ十名ほどに辞退してもらうことになりました。申し訳なかったと思っています。
当日、スタッフ・子どもたちを含めて百五十人を超える参加者たちを一つにまとめるのは想像していた以上に難しく、当日急遽タイムテーブルを組みかえるなどのトラブルも起きました。しかし、そのほかは特に問題もなく無事に終えることが出来ました。何よりうれしかったことは、グラウンドでの運動会や室内ゲームを通じて仲良くなった百五十人が、最後にはみんなよい笑顔で帰ってくれたことです。この日の楽しい思い出が参加した子供たちにも新たな元気を与えてくれることを願っています。
最近は少子化や個人情報保護などがあり、子ども会も新しい形を作り上げる必要に迫られています。来年は、今年の反省をもとに、よりよい子ども会を作り上げてほしいと思っています。(橋場諭)

 


2004(平成16)年

神戸女学院キャンパス内で運動会、室内ゲームを実施。
児童94名、スタッフ約200名が参加。

報告

約四十年もの歴史を持つ子ども会が、今年も四月二九日に開催されました。当日は、とてもよい天気に恵まれ、今年の会場となっった神戸女学院には活気が溢れ、とても楽しい一日になりました。ふだんは様々な理由で施設で暮らす子どもたちに一日楽しいときを過ごしてもらうため、関西学院・神戸女学院両校の実行委員が毎日のように会議を繰り返し、当日もほぼ全ての運営を自分たちだけでこなすことができました。
毎年、この子ども会に参加する施設の子供の人数は増え、今年は過去最多の九十四人になりました。これは前もって予想されていただけに、高等部では、スタッフ募集に力を入れ、アッセンブリーで過去の子ども会の映像を流したり、各教室をまわって参加を呼びかけました。その結果、一年生を中心に百二十人を越える応募がありました。嬉しい悲鳴をあげつつ、結局スタッフを八十人に絞らざるを得ず、多くに人に辞退してもらうことになり、申し訳なかったと思っています。かつては関学側の問題で一時中断したこともある子ども会ですが、今年の関学側の熱気はそんな過去を払拭し、新たな流れを感じさせるものでした。
当日、スタッフ・子どもたちを含め三百人を越える参加者たちをまとめるのは予想以上に難しく、いろいろと混乱がおこりました。様々な反省点も残りましたが、グランドでの運動会や屋内ゲームを通じて仲良くなった三百人が、最後にはみんな笑顔で帰ってくれました。長い歴史を持つ子ども会も、新しい形をとる時がきていると思います。今回の反省をもとに、また子ども会の新しい歴史を刻んでいってほしいと思います。(辻本航介)

 


2003(平成15)年

フリスビー、小運動会、オリエンテーリングを実施。

報告

委員長 岩田和久
今年度の春の子供会も、例年と同じく、6つの施設から子供たちを招待して、関西学院高等部生と神戸女学院生と共に楽しく遊びました。天候にも恵まれ、子供たちもボランティアスタッフもたくさん参加してくれて、最高の環境の中で、春の子供会を開催することができました。午前中はグラウンドを使って、フリスビーや小運動会などを行いました。お昼ごはんを食べたあとは、校舎を使って、オリエンテーリングを行いました。お兄さん、お姉さんと手をつないだり、肩車をしてもらったりと校舎の中が笑顔であふれていました。最後には子供たちの首に、おみやげの色とりどりのキャンディーレイがかかっていました。そして、楽しかった時、お兄さん、お姉さんとの別れの時……子供たちはなかなか離れようとしませんでした。中には涙を見せる子もいました。子供たちが別れを惜しむ姿、これこそ春の子供会の成功の証なのではないか、そう思いました。日頃接することのない子供たちと一日遊ぶことによって、高校生たちも何かを学んだことでしょう。これからもこの歴史の古い子供会が続いていくことを心より祈っています。
スタッフとして参加してくださった皆さん、支えてくださった先生方、ありがとうございました。この場をかりて厚く御礼申しあげます。 (マスタリー第24号p237-238より)


1998(平成10)年

ドッジボール大会、祭りを実施。

報告

3-F 浅野 真也
今年も、例年通り、四月二十九日に春の子ども会が行われました。当日は青天に恵まれ、子どもたちの感想を聞く限り、成功だったのではないか、と感じています。  ここで、子ども会の事を知らない人のために記しておきます。子ども会とは、六箇所の施設の子どもを一堂に集め、関西学院高等部・神戸女学院高等学部の両校の有志の人たちと一緒に遊ぶ場を設けるものとして行われている行事です。  これまでは、ドッジボールを主とした行事でしたが、昨年は趣向を変え、オリエンテーリングが行われました。それが子どもたちに好評だったことも受け、今年はドッジボールに加え、祭りを企画に盛り込むことにしました。多数の子どもたち、そして高校生が参加するこの会で、みんなが楽しめるものは何か。祭りは、そんな私たちの念頭においた目標を満たすものでした。
そもそも、私が子ども会と出会った初めは昨年の子ども会で当日スタッフとして参加したことでした。この時、残念ながら子どもと触れ合う機会は少なかったのですが、私はこの子ども会に深い興味を覚えました。そして、私は本部として活動する決意をしたわけです。
しかし、子ども好きなだけでは、運営に携わっていくことができないことが分かりました。現に、子どもたちとのコミュニケーションの中で、彼らが心に持っている傷に気付かずにはいられず、私たちは、子どもたちへの理解の上で、その傷に決して触れずにはいられません。ここには、一歩踏み込んだ子どもたちとの相互理解が必要なのです。  子ども会には、直接に子どもたちのいる施設へ赴く、施設訪問も含まれています。子どもとより深く分かり合うのに、この施設訪問は大きな意味を持っています。また私が、子どもが普段見せない一面を感じたのも、施設で子どもたちと遊んでいる時でした。
どうやって接することが、子どもたちにとって一番良いか、私は、このことに随分悩まされました。正直言って、私は自分のしていることに自信をなくしていたのです。しかしそんなある時、本部のあるメンバーがこう言いました。 「心の傷を忘れられる一日にできるよう、子ども会を盛り立てていこう。」 この言葉で、私の迷いは消えました。そして、子どもたちが、ひいては参加者全員が楽しめる子ども会を企画することを、心に決めました。こうして、祭りをメインイベントとした子ども会が、無事行われる運びとなります。  後日集めたアンケートにも、「楽しかった。」といった言葉が多く見られ、運営した側としても、とてもうれしく思います。子どもたちの心からの笑顔と、「来年も子ども会に行きたい。」という言葉が、本部のこれまでの努力への自信につながりました。
運営としては、まだまだ反省する点も多く、来年からまたそれらが改善されていくことを望みます。そして、求められる「子ども会」により近付いていくことを信じています。  これまで子ども会を支えて下さった本部スタッフの皆さん、先生方、GL、当日スタッ フの方々、本当にありがとうございました。 (マスタリー第21号p234より)


1997(平成9)年

甲山オリエンテーリングを実施
テーマ「汗をかいて、緑と親しもう!」

報告

春の子ども会実行委員長 滝本 康平
春の子ども会は毎年四月二九日のみどりの日におこなわれています。今年、その準備にとりかかったのは約三ヶ月半前の一月一六日でした。この日は関学と女学院の子ども会本部が初顔合わせをしました。  その後の会議で、まず初めにしたのは今年の春の子ども会のテーマ決めと、当日子ども達に何を楽しんでもらうかを決めることでした。今年は会場校が三年連続で関学だったので、何か新鮮なことをしようということになりました。案の中には、チャンバラとかわらじ作り、飯ごう炊さんなども出ましたが、結局、「甲山オリエンテーリング」に決定し、テーマは「汗をかいて、緑と親しもう!」となりました。ただ楽しんでもらうだけでなく、せっかく山に登るのだから、草木の名前を少しは覚えてもらおうと、葉っパズルやこの花はなんでしょうなどというクイズも用意しました。又、先生のアドバイスもあり、子ども達の安全を守るために警備を設けることになりました。
当日は、前日の雨にも拘らず、晴天となり、無事に「甲山オリエンテーリング」を決行することができました。一応、雨用のプログラムとして、「校内オリエンテーリング」も用意していましたが、それでは楽しさは半減するし、テーマもだいなしになってしまうところでした。晴れたのは良かったのですが、天気が良すぎて、甲山を歩き回り、関学へ帰ってきたときには、小学生も高校生も疲れ果てていました。もう少し、子どもの立場で、時間配分などを考えれば良かったと反省しています。それでも、なんとかケガ人もなく、無事に閉会式をむかえることが出来ました。
この春の子ども会を通して、僕たち高校生が学んだことは多いと思います。普段、あまり接することのない年齢の子どもたちと出会い、彼らの何気ない仕草や言葉に何かに気付かされることもありました。このように、僕らが成長することが出来て、そのことで、子どもたちが楽しんでくれたなら、こんなにうれしいことはないと思います。
最後になりましたが、この活動を支えて下さった先生方、当日参加してくれたり、献金という形で支えてくれた生徒の皆さん、そして、僕達に楽しいひとときを与えてくれた小学生たちに、子ども会本部を代表して感謝の言葉を送ります。

子供会施設訪問報告

一九九七年、子ども会は次のような日程で訪問を行いました。参加人数は毎回、三~五人の本部と有志でした。訪問先でしたことは、ドッチボールやリレーなどです。

  • 3月26日 神戸真生塾
  • 3月28日 尼崎母子寮
  • 3月29日 伊丹母子寮
  • 4月4日 西宮母子寮
  • 4月5日 尼崎母子寮 三光塾 同朋学園
  • 4月12日 伊丹母子寮
  • 4月19日 神戸真生塾 三光塾
  • 7月19日 伊丹母子寮
  • 7月21日 神戸真生塾
  • 7月30日 三光塾
  • 8月4日 尼崎母子寮
  • 8月18日 神戸真生塾
  • 8月19日 伊丹母子寮
  • 8月20日 西宮母子寮
  • 8月22日 同朋学園
  • 10月11日 三光塾
  • 11月15日 伊丹母子寮
  • 11月29日 尼崎母子寮

訪問に参加してくれた皆さんありがとうございました。そして、来年からもこの活動が地道に続けられていくことを祈っています。 (マスタリー第20号p188-189より)

 


1996(平成8)年

関西学院キャンパス内でドッジボール大会、マジックハンド作り。

 


1995(平成7)年

阪神大震災で準備が遅れるも、無事に開催。
オリエンテーリング、ドッジボール大会、びっくり箱作成を実施。
児童?名、スタッフ約125名が参加。

報告

阪神大震災の影響で準備が遅れたにもかかわらず、例年に負けない良い子供会を持つことができました。企画当初の段階では神戸女学院が参加できないのではないかとの懸念もありましたが、スタッフ一人一人の頑張りと多くの人々の協力のおかげで、当日は子供達を迎え、楽しくすごすことができたと思います。
当日はGL(グループリーダー)約90名、当日スタッフ20名、本部スタッフ15名がそれぞれの役に力を入れ、大きな行事にありがちな本番の混乱にも負けず、子供達に楽しい時を過ごしてもらうという本来の目的を見失うことなく行動できたと思います。また、それがこの行事を成功であると確信できる大きな理由でもあります。
子供会には、様々な家庭事象を持つ子供達を招待しています。その子供達とのふれあいを通して、普段私たちが見失ってしまう「何か」を感じとることができました。それは多感な子供達の持つ純粋な心であり、知らない人をもたやすく受け入れる柔軟な姿勢であり、あるいは幼くして自分の人生に悩み、それを真摯に見つめようとする強さであると思います。あまりにも恵まれた環境に育った私たちにとって、この行事はそのような「大切な何か」について見つめ直し、またそれを体感することのできる貴重なひとときであったと思います。最後になりましたが、企画段階、当日ともに協力し支えて下さった生徒の皆さん、そして何よりも私たちに大切な何かを教えてくれた子供達にスタッフを代表して心からの感謝を送ります。このすばらしい行事のより一層の発展を祈ります。 (マスタリー第18号p254より)

 


1994(平成6)年

神戸女学院キャンパス内でオリエンテーリング、ビー玉迷路作成を実施。
6施設から児童72名、スタッフ約180名が参加。

報告

子供会委員長 中前智光
今年も晴天の下、四月二十九日に六つの施設より七十二人の子供達を招待し、神戸女学院のキャンパスにて子供会を行いました。GL(グループリーダー)、当日スタッフ、子供達など合わせて約二百五十名近くの人数でキャンパス内でのオリエンテーリング、室内でビー玉迷路の製作を行いました。子供達にはどちらも好評だったようで、喜んで帰ってくれたように思いました。
今年の子供会は早い時期から準備を綿密に進め、特に大きな失敗もなく無事終了することができました。毎年苦労するGL、当日スタッフの人数確保も文化部、宗教部、そして当日試合のなかった馬術部の人達も進んで参加してくれたおかげでスムーズに進みました。特に一年生がたくさん参加してくれたのでとてもうれしく思いました。献金も運営費のほぼ全額に近い額が集まりました。GL、当日スタッフの説明会にもほぼ全貞が参加してくれ、皆が真面目に子供会のことを考えてくれていることをたいへんうれしく思いました。
高等部での子供会の認知度は少し低いような気がします。ここで少し子供会について説明したいと思います。子供会は一九五九年から行われて一時中断しながらも一九八一年に復活し、現在に至っている行事です。招待される子供達は何らかの理由で家族だけでは生活できなく、養護施設に入っている子供達です。そのような子供達を招待し、高等部と神戸女学院の生徒がお兄さん・お姉さんとして一緒に楽しいひとときを送るというのが子供会の主旨です。
子供会は高等部のスクールモットーである「マスタリー・フォア・サービス」を実践できる行事だと思います。運動部の人達は当日参加するのはむずかしいと思いますが、その前後に行われる施設訪問などに参加してみてください。私達が子供達から教えられることも多いですから。最初から「つまらない」と思わないで一年生、二年生は来年、進んで子供会に参加してみてください。きっと得るものがあると思います。
最後になりましたがスタッフの秋山君、三木君、柴田君、和田君、吉井君、高良君、山本君、宮崎さん以下神戸女学院のスタッフの皆さん、連日の会議、そして準備、どうもお疲れ様でした。そして顧問の尾城先生、藤田先生、神戸女学院の顧問の先生方、どうもありがとうございました。

子ども会を終えて

平野雄彦
今年初めて子供会に参加することになった時は、何となく参加してみたという感じだったが、前もって子供達の施設に訪問したり、当日子供達をその施設まで迎えに行く仕事など与えられたりと日が近づいていくにつれてこの行事の実感がやっとわいてくるようになった。
そして子供会の当日、子供達を迎えに施設へ行くと、もう子供達がリュックを背負って楽しそうにはしゃぎながら僕らを待っていた。施設の人が子供達を整列させている姿を見ていると、自分が小さかった頃と重なって思い出して、どこか懐かしくなんとなく身近に感じた。ようやく整列し出発したが、駅の自動改札機の前で止まったり、皆とは違う扉から電車に乗ろうとしたり、歩く速さがそれぞれ違ってばらばらになったりとなかなか気が休む時間がなかった。けれども毎日通学で乗り慣れている電車も、子供達にはもの珍しく見え楽しそうにしているのを見て、いつもとは違った感じを受けた。
子供達の色々な反応を見ながら、会場である神戸女学院に着き、いよいよ班別のオリエンテーションが始まった。午前はビー玉の迷路を作る手伝いをしたが、子供がそれに興味を持たずなかなか作ろうとせず苦労した。周りの人に手伝ってもらいなんとか完成することができた。午後からは、ゲームをして他の班と得点を競うものだったので子供達もゲームに一生懸命だった。結果はあまり良くなかったが、子供達もゲームに熱中して楽しんでいたのでそれで十分だと思った。閉会式が終わった後も自分で作ったビー玉迷路で遊んでいる子供達を見ていると、自分自身も今日一日色々と子供達の面倒を見てきたのも結構楽しかったと思えるから不思議である。確かに疲れたがいい経験をしたように思える。 (マスタリー第17号p157-158より)

 


1993(平成5)年

雨天のため高等部校内でオリエンテーリング、七宝焼のキーホルダー作りを実施。
児童69名、スタッフ約200名が参加。

報告

子供会実行委員長 河野隆一
今年も例年通り、四月二十九日に子供会が行われました。当日、関学高に子供達六十九名を招待しました。天候にこそ恵まれませんでしたが、スタッフ総勢約二百名と、校内でオリエンテーリング、キーホルダー作り(七宝焼)などを行い楽しい時を過ごしました。
招待した子供達について簡単に説明しますと、父親不在で経済的不安などの諸事情のため施設に入っている子供達です。だからといって逆境にめげている子供は、ほとんどいません。みんな元気よく遊んだり、勉強したりしています。ただ精神的な支えというものが多少欠如しているだけなのです。子供会の真の目的は、我々が少しでもこの支えになることが出来ればということにあると僕は思います。子供会は、スクールモットーであるマスタリーフォアサーヴィスが実践できる場ではないでしょうか。
子供会が学友会を代表する伝統的行事にも関わらず、あまり生徒には知られていないのが実情です。スタッフの広報宣伝活動が足りなかった訳で、僕自身反省しています。しかし、現一・二年生は四月二十九日が子供会の日だということをよく覚え、とりあえず参加して下さい。子供達を見て自分も学ぶべき点が必ず出て来ると思います。
最後に、昨年十二月の準備段階から施設訪問、四月二十九日を経て夏休みの人形劇、と陰ながら我々を見守って下さった尾城先生、福嶋先生、悪戦苦闘しながらも日夜ともに準備を重ねた李君、尾鼻君、大藤君、能島君、岡田さん以下神戸女学院のスタッフのみなさん、そして子供会に参加してくれた生徒全員に心から感謝の意を表します。(マスタリー第16号p261より)

 


1992(平成4)年

神戸女学院で運動会、もちつきを実施。
児童74名、スタッフ約200名が参加。

報告

子供会実行委員長 柳瀬秀人  今年も例年通り、4月29日に子供会を行い無事終えることができました。今回は、神戸女学院で子供74人を招待し、当日スタッフやGL、また当日手伝ってくれた人達、合わせて200人近くの人数で、運動会やもちつきをして楽しく一日をすごしました。
子供会は1959年から行われていて、一時中断しながらも1981年に復活し今年で12回目を迎えるという伝統のある行事です。招待される子供達というのは、両親を無くしたり、両親が仕事で全国をまわっているため、十分な教育をうけることができないなど様々な事情のため施設(寮)に入っている子供です。この様な施設は阪神間にも数多くあり、今年はその中の6つ、西宮市立母子寮・三光塾・伊丹母子寮・尼崎市立母子寮・同朋学園真生塾から招待しました。子供達はとてもみんな元気で、施設訪問をした時はいつもドッチボールやサッカーなど体を動かす遊びばかりしていました。
今回の子供会においての目標は2つありました。1つは、子供会という存在をアピールすることです。子供会は前にも書いた通り非常に伝統のある行事なのですが、あまり内容などを知られていません。そこで今年は、各学年の、掲示板にポスターを貼り、アッセンブリーでは毎週準備の進み具合を報告しました。その結果、例年苦労するGLの人数確保もスムーズにでき、子供会の運営資金となる献金も昨年の2倍近く集まりました。2つ目は、子供との関係を子供会で終わらせないということです。今回の場合、子供会が行われる前に3回、後に1回訪問してもらい、子供達と大変仲良くなることができました。また夏休みには有志5人と神戸女学院の協力を得て、宗教総部主催の人形劇を行いました。この人形劇は台本・舞台・人形を自分達でつくり、練習して子供会で招待した施設に見せてまわりました。
子供会も復活して10年以上が過ぎ、マンネリ化や生徒の意識の低下など色々な問題をかかえています。しかし自分達とは違った環境で育っている子供達と一緒に遊びまた話すということは私にとってプラスになりました。子供会とは私にとって奉仕をした場所ではなく勉強をした場所だった様に思います。運動部に所属している人達には参加が大変難しい時期だと思います。しかし今年はラグビー部員など数多くの運動部所属の人達が参加してくれました。当日だけ参加という形でもいいですから、運動部所属の人達を含めた生徒全員が3年間で一度だけでも子供達と一緒に一日をすごしてほしいと思います。 (マスタリー第15号p194より)

 


1991(平成3)年

西宮市総合体育館でドッヂボール、バレーボール、ポートボール、卓球、手形とりを実施。

報告

文化総部長 計盛範啓
去る、四月二十九日の緑の日に子供会を無事終える事が出来た。当日はあいにくの雨で素晴らしい春空に子供達の声は響かなかった。  子供会は神戸女学院自治会、関西学院の文化総部、宗教総部の役員が中心となって行っている。招待する子供達は阪神間にある六つの母子寮で生活している子供達である。そして、関学または女学院のどちらかのキャンパスを利用して毎年行っている。
今年の会場は関学である。振り返って思うと、メインのプログラムを決定するのにいささか手間どった。過去の資料を見ると多くの年が甲山でオリエンテーリングを行っている。また女学院の方から会場を二ヶ所(関学と女学院)にして行わないかという提案があった。しかし、前者はスタッフへの負担の大きさと子供達の疲れ具合が激しいという事、後者は子供達同士の出会いが半分になるという事から見送った。結局、前年度と同じようなキャンパス全体を利用したオリエンテーリングと決定した。
現実には、当日雨が降ったためにオリエンテーリングは行われなかったが、そのかわり雨天の場合を考えて準備していた総合体育館での球技大会を行った。  総合体育館は一〇班一三四人の人達が一度にバレーボール・ポートボール・ドッヂボール・卓球を楽しむにはいささか狭かったように思う。スタッフとしては全体に目が届くのだが、はしゃぐ子供達一人一人についている高校生には大変だったろう。また余分なスペースがないために班としての行動もとりにくかったように思った。
昼過ぎには雨もあがり、ようやく春らしい天気となった。おかげで子供一人一人の「手形とり」(新企画)も順調に進んだ。しかし閉会式は無理にプログラムを変更して屋外(クラブのハウスの上の観客席)で行った。そのために閉会式らしからぬものとなったのではないかと反省している。
現在、子供会を行っている関学の姿の一端は次のようなものである。文化部は自主的に行っている施設訪問を、嫌々年一回出かけるという状態 (行けば十分楽しいのだが)。そして、子供会に参加したいという人がなかなか集まらず四苦八苦する状態。さらに「宗教活動=ボランティア活動」とは思わないが、宗教総部が子供会を見捨てつつある状態。
私は声を大にして言いたい。子供会は名ばかりのボランティア活動ではないのです。参加者の真心がこもっているのです。豊かな時代の私達ができるささやかなものなのです。私は子供会が好きで文化総部長になったのです。そして、私は人一倍ミスを犯し、迷惑をかけつづけていたのです。どんな不器用な人であってもかまいません。是非一度参加を考え、参加して下さい。
最後に、子供会に素晴らしい息吹きを吹き込んでくれた女学院と関学の参加者、お世話になった両校の先生方、各施設の方、総合体育館の方、献金してくれた全ての学友会員に、そして二十二人のスタッフ、特に女学院の自治会長の下津さん、そして学友会長の岡村君に心から感謝します。みなさん本当にありがとうございました。

(四月二十九日のプログラム)
九時00分~一〇時00分
班分け、開会式 於 総合体育館
一〇時00分~一一時00分
班別自由行動 於 総合体育館
一一時00分~一二時一〇分
球技大会○ドッヂボール
○バレーボール
○ポートボール
○卓 球
於 総合体育館
二一時一〇分~一三時00分
昼 食    於 総合体育館ノ
一三時00分~一四時一〇分
球技大会   於 総合体育館
一四時一〇分~一四時四〇分
全体ゲーム  於 総合体育館
一四時四〇分~
おやつ、手形とり、閉会式
於 クラブハウス上

招待した寮
尼崎市立母子寮
伊丹母子寮
神戸真生塾
三光塾
同朋学園
西宮母子寮

- 参加者全員の暖かい心と 子供達の屈託のない笑顔と 素晴らしい春の陽光に 乾杯 -
(マスタリー第14号p163-164より)

 


1990(平成2)年

児童約70名が参加。神戸女学院でオリエンテーリング、風船飛ばしを実施。

報告

今月から二月にかけて行なわれた準備の為の会議では、子供会の規模の縮小、内容の簡略化が考えられていた。というのも神戸女学院側で子供会の準備にあたるのは自治会の役員であり(自治会は関学の学友会にあたる。関学側は文化総部の役員が子供会を運営する。)子供会のためにばかり時間をさいていられないという事情があるからだ。それぐらい子供会の準備には手間がかかるものなのだ。実際に準備のための会合は前年の半分程度に抑えられたが、結局、規模は例年と同じ程度のものとなった。
今年度の子供会は4月30日の代休に、女学院のキャンパスを会場として行なわれた。春らしい、とてもいい天気だった。阪神間の五つの母子寮から招待した、約70人の子供達(小学生)が集まった。メインプログラムを一言でいってしまえば、オリエンテーリングということになる。関学生と女学院生にそれと同数の子供達で組まれた合計10前後の班で行い、チェックポイント毎にするゲームで得点を競う。その他にも全員が参加するゲームや、高校生と子供達が一緒に自由に遊べる時間もとった。食事やおやつ、おみやげも用意した。全体の構成やオリエンテーリング等のゲームは小学生と高校生が同時に楽しめなければならないということで、決定までに少し時間がかかった。それでも実際にやってみると、なかなかこちらの思惑どおりにはすすまない。ある程度は仕方がないとしても、開会式と閉会式や全体のゲームはもっと念入りにリハーサルを行なっておくべきだった。しかし結局はなんとかカタチになって最後の「風船飛ばし」(子供達に紙に夢を書いてもらってヘリウム入り風船で飛ばす。子供会の恒例行事)まで終えられた。時間も、一部の子供達が遅れたために三十分も遅く始まるにもかかわらず、時間通りに終わることができた。 しかし、やはり今回の子供会は前年のマイナーチェンジもの、といわざるを得ないだろう。人を喜ばせる、楽しんでもらうということはとても難しい。でも、だからといって、オリエンテーリング中心の構成は三年連続である。毎年ほとんど同じ子供達が参加するのだから、毎年以たり寄ったりということではいけない。
更に考えるべきことは、施設訪問である。子供会は年一回だが、招待する五つの母子寮には、関学の文化部員が年数回訪問し、子供達と親交を深めることになっている。しかし、これにみんなは行きたがらない。半分強制である。高校生男子の我々がいきなり小学生の輪の中に入っていくのは、確かに最初は思いきりがいる。施設によっては、年に一回、子供会直前にしか訪問しない所もでてきてしまった。毎年言われることではあるが、子供会と施設訪問は一体なのだ、ということを忘れてはいけない。(実際に行けば結構自分達が楽しんで帰ってくる場合が多いのだが……。)
最近では、子供会当日に参加するメンバーを揃えるのにも、苦労するようになった。ただでさえ少ない文化部員の中でも、みんなボランティア括動に意欲を燃やしている訳ではないということだ。文化部以外からは、いくら口すっぱくアピールしても参加申し込みは数える程だ。今後も文化総部と宗教総部が中心のままで子供会を開くことは、どんどん難かしくなっていくと思う。できれば、子供会を学友会全体の行事として全校の関心を高め、てこいれをして欲しい。子供会は、高等部では数少ない大がかりなボランティア活動で、それぐらいの価値はあると思う。
最後になりましたが、子供会を盛り上げてくれた両校の全ての参加者の皆さん、女学院当日スタッフの人達、献金に協力してくれた生徒諸君、写真担当の両校の写真部の皆さん、会長の建石さんを中心に本当によくがんばってくれた強力な女学院役員会の皆々様、様々な面でお世話になった両校及び各施設の先生方、以上全ての皆さんに心から感謝致します。本当にありがとうございました。(野坂俊彰) (マスタリー第13号p164-165より)

 


1989(平成元)年

報告

今年も、例年通り4月29日(緑の日)に、神戸女学院自治会と共催で子供会を行った。子供と両校の生徒をあわせて、約200人の人達が参加した。  一月中句ごろから女学院側の役員と話し合いを始め、当日、晴れればオリエンテーショング、雨が降れば昨年と同様に体育館での運動会を中心に計画した。  当日は、朝方は少し冷え込んだものの、昼前にはポカポカ陽気になり、絶好のオリエンテーリング日和となった。雲一つなし!
閉会式前は、子供の到着が一部遅れたり、私のミスで子供の班分けが間違っていたりして、ごたごたしたが、開会式、班分け、班別の遊びは、なんとかうまくいった。  閉会式もうまくいき、恒例の風船飛ばし(子供達の夢が書かれた紙をつけて飛ばす)も好評だった。その後、子供達を大学正門で見送り、16時には無事終了した。
(マスタリー第12号p154より)

 


1988(昭和63)年

雨天のため体育館で運動会風のアスレチック、風船飛ばしを実施。

報告

今年も例年通り4月29日に、神戸女学院役員会と共催で子供会を行った。
2月中旬から女学院側と企画をはじめ、昨年のオリエンテーリング形式がベストではないかという結論に達し、昨年のものに修正を加えることにより、より楽しく、より無理のないものをと考え、計画は順調に進んだ。しかし、思いがけぬ災難がふりかかった。雨である。一応は雨用も考えてはいたが、ほとんど晴れ用のプログラムにウェイトをおいて進めていたため、前日から当日にかけては準備など大変苦労した。こんなことは、めったにないということである。  開会式は少々手こずったが、班ごとに別れてゲームを行ない、ある程度もり上がった所で、体育館を用いて全体で運動会風のアスレチックを行なった。内容的には普通の運動会には無いようなおもしろい物をとり入れ、良かったと思うが、GL(グループリーダー)だけが盛り上がりすぎたゲームもあり少々問題はあった。
昼食を間にはさんでアスレチックは無事終了し、記念撮影と風船とばしをした。雨の為、風船は無理かと思ったが、その時にはうまく雨も上がり本当に良かった。風船には関学の住所を書いた紙に子供達の夢を書いてもらって飛ばした。少数ではあったが、返事が来たのでその子供におくってあげた。この風船とばしは夢があって良いと思う。
最後に閉会式を手際よく終わらせ、子供会は無事に終了した。先にも書いたが、異例の雨によるプログラム変更によって最初から最後まで手際はあまり良くなかったが、とにかく無事終了出来たのは大変良かった。
子供会という行事は文化総部だけの行事ではないので一般の生徒にも、もっと参加してもらうようアピールしても良いと思う。ただ注意せねばならないのは、やはり本来の目的を忘れてはをならないということであろう。それはもちろん、女学院のGLと親しくなるということでもなく、ただ単にボランティア的に子供と遊んでやるということでもない。来年参加する人はそこの所をもう一度良く考えてほしい。
最後に、会長の鳥越さんをはじめとする神戸女学院役員会の皆さん、子供会を盛り上げてくれたGLの皆さん、色々と協力してくれたSL(サービスリーダーズ)と女学院当日スタッフの皆さん、写真担当のKG写真部の皆さん、様々な方面から援助して下さった両校の先生方に心から感謝いたします。 (マスタリー第11号p222より)

 


1986(昭和61)年

甲山森林公園、仁川ピクニックセンターへの遠足とオリエンテーリングを実施。

報告

今年も4月29日に晴天の中、子供七施設71名、GL(グループリーダー)関学・女学院共に41名ずつの参加で子供会を行ないました。
神戸女学院(KC)役員会との話し合いで今年は場所を関学と甲山、メインアトラクションをオリエンテーリングとするなど、例年と相当違う内容としました。会議は例年より早く始めたものの、時間不足に悩まされました。  会議は初めに子供会の意義と方針について話し合う必要があります。今年度は「子供たちが楽しめる子供会」を目指しました。このことをしないと話し合いの道がつきません。  その後四月半ばからGL説明会や甲山登山会を行ない、準備を進めました。
当日は子供を施設からGLが連れて来た後、十時から開会式と班分けを行なって、その後、班別行動を遊具を使って行ない、子供とGLの親睦を深めて、弁当・水筒をもらってメインのオリエンテーリングに甲山へ行きました。  オリエンテーリングと言いますが、ハイキングコースを主体にスタッフがコースを体力に応じ高・中・低学年別に作成しました。コースにはチェックポイントを設け、有人ポイントではゲームなどの課題を行なうなどハイキングとゲームの要素、そして全ポイントにてパズル片のキーワードを探し、それを全て集めると関学での宝探しへ移られるというパズル的要素を組み合わせたものでした。安全性を考えて通過予定時刻まで設定しましたが、GLの方とスタッフが何度も山に登ったお陰で大した事故もなく無事全員が下山しました。
宝探しの後、おやつをもらって休憩をし、その後閉会式と恒例の風船飛ばしを中学部グランドにて行ないました。閉会式自体がばらついたのが少々悔やまれますが、17時に無事終了しました。  本当に「子供たち」を中心に考えて執行したかが大切ですが、今年はプログラムで少々きつい所があったものの夕方まで元気に楽しんでくれた子が多く、安心しました。そういう意味で今年の子供会は大成功であったと考えて良いでしょう。
来年の長の人は常に本部で待機するように。今年は子供が行方不明になったり、水筒のお茶を誤って山へ運んでしまうなどの不手際もありましたが、その際にKG・KCどちらかの長一人が指示するために必要です。あと、会の進行はてきばきするよう留意して下さい。GLの方は早くKCのGL、子供と仲良くなって楽しんで下さい。子供たちは鋭いですよ。
スタッフになった人は自分の役割を早くつかんで自ら仕事を探すよう努めて下さい。
最後に互いに協力して無事成功へ尽力しあったKC役員会の皆さんと参加してくれたGLの皆さん、そしてKCとKGの先生方と献金して下さった高等部生全員に心から感謝します。ありがとうございました。  この会を来年度以降も続け発展させていって下さい。(夏原敦彦) (マスタリー第9号p194-195より)

 


1985(昭和60)年

尼崎市立母子寮を訪問していたグループが尼崎市から感謝状を授与される。

報告

文化総部長 田中健
今年も例年同様、4月29日に神戸女学院において子供会を行いました。
それに先立ち、そのための準備は、二月下旬KGの役員とKCの役員の顔見せから始まり、具体的なプログラムの話し合い、GL編成、子供の人数チェック、GL会議などを経て当日に至りました。
当日の天気は五年ぶりに晴れ、子供の人数80名、GLの人数100名、スタッフの人数30名という条件の中で行われました。
まず集合時間は、スタッフが8時30分、一般のGLが9時、子供とお迎えのGLは9時30分にそれぞれ集合しました。そして、10時よりAV教室にて、ステージの部が行われました。ステージでは、各母子寮の寮紹介と手品が行われました。手品では、最後のたねあかしが子供たちに大いにうけたようです。
その次は11時より12時まで外で自由遊び。子供たちは元気だったけど、GLはバテバテだったようでした。12時から昼食を食べ、1時からこの会のメインであるアスレチックゲームをやりました。
アスレチックゲームでは、台風の目、三輪車競争、マットで遊ぼう、ダンボールリレー、風船わりなど、計9種目のゲームをしました。風船わりでは、糸がからまるというハプニングがあったものの、子供たち一人ひとり、自分のチームの勝利のために、精一杯がんばっていました。その次の3時40分ごろからおもちつきをし、子供たちもおもちをつきました。そして最後に、それぞれの願い事を書いた紙を風船にくくりつけ、いっせいに空に飛ばしました。  以上が今回の子供会の大まかな流れでありますが、今回は、子供の数が昨年より30人も減り、その上、ステージの部で講堂が使えないというハプニングがありましたが、当日は天気に恵まれ、また、スタッフやGLの人たち一人ひとりの努力により、本当にいい子供会ができたように思います。そして、この 会の基本というか目標である“子供たちが楽しめる子供会”というものもできたように思います。これからも、この楽しい企画を後代の人たちに引き継ぎ、決して絶えることのないようにしてもらいたいと思います。
随分遅くなりましたが、この会を手伝って下さったGLやスタッフの人達、また、献金して下さった生徒の皆様と先生方に、深くお礼を申し上げます。本当にどうもありがとうございました。
P.S. 子供会には関係のないことですけれども、文化祭のバザーの収益金を、子供会に招待した各母子寮に、クリスマスプレゼントとして、各寮の今欲しがっている品物を贈ったところ、尼崎母子寮より尼崎市長を通して感謝状が贈られました。 (マスタリー第8号p197より)

 


1980(昭和55)年

この年から4月29日が開催日として定着。


1979(昭和54)年

課題の山積、学園紛争に伴う学友会消滅により自然消滅していた子ども会を復活させる決議がなされ、11月23日に実施。


1966(昭和41)年

4月29日に第6回の子ども会を開催 児童223名、関学高等部・神戸女学院高等学部からスタッフ180名が参加


1964(昭和39)年

4月29日に第5回の子ども会を開催 兵庫県下約30施設から児童261名が参加


1963(昭和38)年

4月29日に第4回の子ども会を開催
兵庫県下約30施設から児童245名、関学高等部・神戸女学院高等学部からスタッフ約300名が参加
合同機関紙“愛隣”を創刊


1960(昭和35)年

招待した施設からの「子ども達は普段外に出ることが少ない」「自分でお金を使う経験がない」との意見を参考に、関西学院上ヶ原キャンパスで5月5日(こどもの日)に第2回の子ども会を開催。屋外に模擬店を設置し、子ども達が買い物体験をするという趣向で実施した。また、神戸女学院との合同開催もこの年からである。


1959(昭和34)年

当時の文化総部長・平野享一は「関西学院のキリスト教主義にふさわしい文化活動の一環として、福祉施設の子ども達を招待してのクリスマス会を行いたい」と発案。会社まわり等により経費、参加者、会場を確保し、第1回の子ども会が開催された。

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2018年度 第1回学友会総会が行われました

第一号議案 第2回総会における議案の提出 第二号議案 休校確定時間の緩和 第三号議案 服装委員会の設置 の3つの議案について、質疑応答と自由討論が行われ、投票が行われました。

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