映画部

2010年度

われわれ映画部は主に高校生映画コンクールに出展する映画の作成をしてきました。環境部門の映画を一本、自由部門の映画日本を焼く半年をかけて作製し、合計三本の作品を出展しました。そして、自由部門において家作と奨励賞を受賞することができました。また、コンクールのための映画だけではなく、部員それぞれが撮影したい作品を自由に制作することも積極的に行ってきました。それらの作品は文化祭において上映しました。映画部は卒業制作を行うことが通例となっており、その作品の上映を持って卒業となるので、非常に長い期間活動をしました。われわれは後輩部員とともに長い期間をとても充実した部活動を送ることができました。最後になりましたが、お世話になりました、後藤先生をはじめとする各先生方、部員のみんな、そして、私たちを支えて下さったすべての人に感謝したいと思います。ありがとうございました。
(MASTERY第30号)


2009年度

顧問
後藤先生
部長
浅尾 昂司

2009年度、多くの文化部が部員確保に悩む中、映画部も新入生は0人。しかし、1年生の立ち上げた『軽音サークル』と合同で政策活動をしていくことが決まり、卒業生らが残していった伝統・知識・経験を継ぎ、新たな映画部として生まれ変わった。
春休みには卒業生・在校生による共同作品「AVENGER」(浅尾昂司監督)を製作した。


2008年度

  • 1年生2人と2年生1人の計3名が新たに入部、新体制となる。
  • 映画「見えない風船を割る」を構想するも、役者不足などから製作断念。
  • 映画「つきの裏側」をクランクインするが、諸事情により製作中止。
  • 夏休み突入後、映画「REGAIN」を製作する。
  • 7月末、映画「Gretel」を製作する。
  • 経済産業省主催の映像甲子園2008に規定テーマ「環境」をもとに製作した映像作品「どこにでもつながる環境」を出展。
  • 経済産業省主催の映像甲子園2008において審査員特別賞を受賞。10月末にお台場の東京国際交流館にて第23回デジタルコンテンツグランプリなどと同時開催された上映会および贈賞式に3名出席した。
  • 文化祭にて2年生と1年生が中心となって初めて製作した映画「死人日記」を礼拝堂で校内上映した。
  • 第3回高校生映画コンクール(映画甲子園2008)にて「GreteL」が優秀作品として入選し、東京の下北沢にて一般公開された。また東京に招待され、映画界の大物先生方とのゼミイベントに参加した。
  • 1月末に3年生卒業制作第一弾として映画「ZINHO」を制作。
  • 2月に入り、卒業制作として映画「本日卒業」「CIRCUS.ab」「映画部」の3作品をそれぞれ制作。また3年G組の映画「UglyDuckComplex」の制作にも協力する。
  • 2月20日に視聴覚室にて卒業制作作品5作品の上映会を開く。
  • 卒業式にて映画部が本年度の文化賞を受賞した。

作品一覧

  • 「ReGAIN」(中川裕太監督)・・・シエスタに続く第二の難解無声映画。
  • 「GreteL」(中本裕之監督)・・・異様な雰囲気を漂わせる良作。
  • 「死人日記」(浅尾昂司監督)・・・文化祭で上映した新入生による初の作品。
  • 「本日卒業」(筒井隆造監督)・・・卒業がテーマのほのぼの系映画。
  • 「ZINHO」(中川裕太監督)・・・入り組んだ構成によるシュールな勘違い群像劇。
  • 「CIRCUS.ab」(中本裕之監督)・・・マジで怖いホラー作品。
  • 「映画部」(表具明宏監督)・・・スリーマンセル式のサバイバルゲーム!!

今年度の「映画甲子園2008」は、サブコンクールとして短編作品部門「映像甲子園2008・テーマ『環境』」が並行して開催されました。
その「映像甲子園」では、中川祐太君(3G)達が出品した「どこにでもつながる環境」が、審査員特別賞を受賞。「財団法人デジタルコンテンツ協会」から表彰されました。10月25日、東京のお台場で授賞式は行われました
また本戦にあたる「映画甲子園2008(第3回高校生映画コンクール)」では、出品作『Gretel』が入選し、優秀規定作品にも選出されました。昨年に引き続きの入選となります。「学校マルチメディアネットワーク支援センター」から表彰されました。
授賞式は11月23日、東京下北沢タウンホールで行われました。なお授賞式に先立ち早稲田大学にてレセプションが、下北沢のホール等では一般公開という形で上映会も開催されました。
(K.G.H.REVIEW第32号より)


2007年度

  • 第2回高校生映画コンクール(映画甲子園)にて「TimeSick」が入選、一般公開上映される。また、受賞式で撮影賞にノミネートされる。
  • 9月から10月にかけて映画「般若仮面」を制作。
  • 7月末に映画「TimeSick」を制作。
  • 6月から7月上旬にかけて、筒井が書いた脚本をもとに映画「コイン」を制作。
  • 12月末に文化総合研究サークル(数研)に協力し、数学研究ビデオを製作。

「コイン」

  • 3月から5月にかけて、多数のショートムービーを制作。

「TimeSick」

映画研究部は今年度第二回映画甲子園に“TimeSick”を出品した。映画甲子園は高校生の作品を対象にし、滝田洋二郎監督などの映画関係者が審査にあたる。十一月の一次審査を通過、全国約百二十作品の中から二十四作品に残った。“TimeSick”は時の流れに不思議を感じた高校生達が、懐かしの動物園を訪れ、時間とは何かを再認識する話。二年生の中川裕太君・筒井隆造君・表具明宏君ら十二人が集まり、制作された。皆の演技に合わせて微妙な構成を考え、シーンをひとつずつ積み上げていく作業はしんどくも楽しかったと振り返ってくれた。出演や脚本、撮影だけでなく音楽など皆の想いの結晶ともいえる作品には、手応えも十分だったようだ。この作品は文化祭でも上映され、その完成度やメッセージに高等部生も驚いていた。
最優秀作品の発表は十一月二十三日、東京の日本放送・イマジンスタジオで開かれた。コンクールは作品・監督・編集・撮影等の部門にわかれ、“TimeSick”は受賞こそ逃したものの撮影賞にノミネート(中川裕太君)、全国レベルの大会で大健闘を果たした。各受賞作品は映画甲子園のホームページからアクセスして鑑賞することができる。これからも彼らの活動が楽しみだ。
(K.G.H.REVIEW第30号より)

作品一覧

  • 「シエスタ」(中川裕太監督)・・・深層心理を表現した難解無声映画。
  • 「コイン」(中川裕太監督)・・・筒井隆造の名作をリメイク。
  • 「TimeSick」(中川裕太監督)・・・隠喩が散りばめられた映画部の歴史に残る名作。
  • 「般若仮面」(表具明宏監督)・・・まさかのサスペンス!!
  • 「数学研究ビデオ」(数研共同制作)・・・数研部と共同制作した教育ビデオ。

2006年度

  • 廃部寸前の映画部に数人の新入生が入部して映画部が存続。
  • 宮寺教諭の援助により、映画制作を行う。
  • 文化祭にて1年E組との合作映画「上ヶ原キャノンボール」を上映。
  • 文化祭後より新規映画製作に取り掛かるも、筒井監督の判断により制作打ち切りとなる。

「上ヶ原キャノンボール」

監督:筒井隆造
主演:表具明宏
プロデューサー:
宮寺良平
制作:
映画部・1年E組 2006

作品一覧

  • 「上ヶ原キャノンボール」(筒井隆造監督)・・・新生映画部初の映画!!

1999年度

映画研究部から映画部へ名称変更。(マスタリー第22号p22より)

映画研究部

活動内容・実績

  • 映画の鑑賞、批評
  • 部報や雑誌の制作、配布
  • 自主制作映画の撮影、上映
  • 「帝都物語」や「リング」で有名な一瀬隆重氏を輩出

1988年度


1986年度

  • 文化祭で自主作成のビデオを上映する。(マスタリー第9号p193より・文責:藤平哲男)

1985年度

  • 2本の映画を作成する。作品名は「THE DARK SIDE OF THE MOON」と「LAST STAND」。(マスタリー第8号p193より・文責:中堀康二)

1984年度

  • 関西学院高等部を含めた阪神間の高校9校の2年生、約3000人を対象とした「高校生が映画をどのように観ているか」という内容のアンケートを実施する。

(マスタリー第7号p176-p177より・文責 松本和久)


1983年度

  • 文化祭で大衆賞を受賞する。(マスタリー第6号p177より・文責:山田)

1982年度

  • 部報を発行し、他校にも配布。
  • 10校9000人を対象にアンケート調査を実施。四色刷り130ページに及ぶ調査結果を製本化し文化祭等で配布。
  • 神戸学生映画連盟(阪神間の約20校の映研が参加)の代表校となる。
  • 中編の映画を2本制作、文化祭で上映。立ち見が出て入場制限をするほどの反響となる。
  • 文化祭で部長賞を獲得。(マスタリー第5号p166-p167より・文責:安田)

1981年度

  • 7校を対象にアンケート調査を実施。調査結果を文化祭で展示。
  • 文化祭で自主制作映画を上映。入場者数は200人弱。
  • 部報を発行し、他校にも配布。(マスタリー第4号p208より・文責:安田)

1980年度

  • 文化総部に掛け合い、自主映画制作の許可を得る。
  • 文化祭で自主制作のアニメ映画を上映。
  • その他、人気男優・女優BEST10、アメリカ映画十年史の研究発表など。(マスタリー第3号p145より・文責:長谷川賢治)

1979年度

  • 文化祭で洋画の上映、活動報告の雑誌配布、アカデミー賞についての研究発表を実施。(マスタリー第2号p127より・文責:藤田芳男)


1978年度

  • 部長:竹田美行、主務:一瀬隆重
  • 映画鑑賞、雑誌の作成・配布を実施。
  • 自主映画作成団体として映画を撮り続ける。

(マスタリー第1号p224より・文責:竹田美行)


1976年度

  • この年に映画研究部が誕生する。
  • メンバーは映研を離れ自主映画制作団体として映画を撮り続けた。(「映研としては映画を撮れない」との決まりのため)(マスタリー第1号p224より・文責:竹田美行)

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