2013年度 学友会報告

さて、激動の1年が過ぎ去りました。(私にとって)
業績報告をまとめろ!との話を某友人から受けこうして画面に向かっているわけですが、いささか書く事が思い浮かびません。これは職務怠慢から来るものではなく、変わらぬ日常に浸りたいという甘えなのかもしれません。これを書き終えれば、僕の2013年の学友会業務は終了です。やっと責務から解放されると共に、2013年の役員たちとの学友会の物語もここで終了です。
何とも幸せで、何とも切ない悩みです。
ただ、こうして延々と身の上話をしたところでさして意味はないので、軽く業績報告をさせていただきます。
まずは新入生歓迎オリエンテーションキャンプに参加しました。前日から千狩キャンプ場へ赴き、布団運びをしました。軽く霧雨が頬を濡らす中、えいさほいさと山路を往復しました。疲れましたが、良い思い出になったと思います。私たちにも、新入生の皆にも。
学友会総会もありました。毎年必ずと言っていいほどある、議題とはかけ離れたパフォーマンス。場の空気を乱すという意味では止めてしかるべき代物ですが、あの場の空気を作ることができるのは生徒で、大多数の生徒がそのパフォーマンスを楽しんでいるという現実は、由々しき事態であると共に、変わらぬ高等部をありありと見せつけてくれるようで、その営みを止めねばならぬ責任と止めたくないという稚拙な願望の板挟みになったこともありました。また、投票の集計が、なかなか辻褄が合わず苦労しました。
関関同立の交流会では、違う毛色をした他校の生徒会役員を見られて、いい刺激になりました。学校紹介の最後に突然、某役員のKさんより高等部生の良いところを紹介してくれという依頼を受けました。何も聞かされていなかった私は当惑しましたが「良い意味で馬鹿であること」と答えました。高等部生の、一見幼稚にも見えるひたむきな行動力や、周囲を巻き込んで今の一瞬を輝こうとする姿は、他の『利口な』人間には馬鹿に見えるかもしれません。しかし、今を輝こうとする人間は、誰にもまして美しく、そして立派であると思います。私は高等部生を誇りに思います。
スポーツ大会では、人生ゲームを種目に追加しました。怪我や病気でスポーツに参加できない人も等しく楽しめるよう、また、惜しくも試合に敗れた人も同じく応援できるようにと追加してみました。皆、試合で疲れているだろうに、ゲラゲラと大声をあげて礼拝堂内を走っていましたね。あの活力を分けて欲しいぐらいです。(礼拝堂内で走るのはやめましょう)
文化祭も随分と楽しみましたね。私は今年初めての文化祭本部役員を経験しました。今までただ楽しかっただけの文化祭が、急に取り組むべき案件に変わってしまったのは少し淋しいようで、「あの笑顔を作ったのは俺たちなんだ」と、言い知れない幸せを感じもしました。
あまり長々と書き連ねるのも風情がありませんのでこれくらいにさせて頂きますが、最後に、同じ高等部生や、これを読んでいる方に向けての言葉があります。
「You can’t help getting older, but you don’t have to get old」
年を取るのは仕方ないが、年寄りになる必要はないという意味の、ジョージ•バーンズの言葉です。せっかくこの世に生を受けたのですから、固定観念に縛られ凝り固まった一生で虚しく死ぬだけではつまらないではありませんか。見た目は年と共に変化し老いていきますが、心を老わせ縮める必要などありません。私は高等部生は子供のような純粋な人間が多いと自負しています。
この高等部生達が、子供のような広く輝く心をもって世の中に出れば、きっと世の中はもっと明るく若々しいものになってくれることでしょう。

私は、信じています。

1年間、私を高等部の『会長』でいさせてくれてありがとうございました。
そして、もう1年お付き合い下さいね。

(2013年度学友会会長 辻尾辰将)

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