宗教部

2012年度

今年度、宗教部は、「日本の教会建築から学ぶ」という主題の基、有名な建築物の教会を訪ね歩いた。インタビューをとり、まとめ、文化祭では「キレイな日本の教会建築館」という展示をした。この活動の目的は、建築物が語るものを学ぶことだ。建てられた経緯、地域性、こだわり、震災などの災害をどのように乗り越えたのか等、神父・牧師をはじめ、信徒の方々や、設計をされた工務店の方などの言葉は、押しつけではない魂の言葉として入ってきた。夏は、長崎・平戸の教会を訪問した。田平教会で案内の方が言われた言葉が心に残った。「ステンドグラスの美しさよりも、信仰の先輩たちが手作りした教会だということを見て下さい。」神の島教会では、祭壇の金箔の塗り替えも見た。筆をもっていたのは島の小学生たちだった。また長崎の原爆の日、活水高等学校と交流会をした。平和記念礼拝で、サイレンを聞きながら黙祷をささげた。一つひとつが忘れられない心の財産となった。
(K.G.H.REVIEW38号より抜粋)


2010年度

今年の宗教部は三年生一名、二年生二名の計三名で活動を行いました。しかし二年生が一人留学してしまい、実際はたった二名での活動となりました。今年度の宗教部員が揃った頃に計画していたことは半分も出来ませんでしたが、児童養護施設三光塾に定期的に通えたことはとても大きなことだと思います。最初の頃は簡単に近づいてくれなかった子どもたちも、訪問の回数を重ねるごとに私たちに懐き始め、半年経った頃には待ちきれずにドアの前まで迎えに来てくれるようになったことをとても嬉しく感じます。今年度訪問できたのはたった二人だけでしたが、子どもたちのためにも、来年度はもう少し訪問人数を増やして三光塾に訪問してほしいと思っています。そして参加した多くの人がこの活動に興味を持ち、長く続けてくれることを願うばかりです。
他に大きな活動と言えば、「JIFH-日本国際飢餓対策機構-オリエンテーション・キャンプ」への参加でしょう。八月九日から十三日までの四泊五日を、実際に海外で何度も活動をしている方を招いて世界の飢餓などについて講義を受けるという内容です。ショッキングな内容ばかりだったため、キャンプに参加することで私達の日々の生活における認識は確実に変わりました。
この一年の活動で、企画は自分達で考えましたが、その企画を実行に移すことが出来たのは、学校と顧問の先生のおかげだと思っています。色々迷惑をかけましたが、一年間本当にありがとうございました。
(MASTERY第30号p166より)

 


2008年度

文化祭では二年連続、宗教部とESSで協力し合い、好評のカフェで美味しいベーグルやクッキーを販売しました。
また、宗教部員が子ども会の本部役員も務めていたので、少しでも多くの人に「春の子ども会」五十年の歴史を知ってもらおうと、1958年のクリスマス会がきっかけで始まった「春の子ども会」のポスター
を展示しました。
現在、宗教部は神戸女学院とともに、これからも活動を続けますので、引き続き情報の提供をお願いします。
さらに、ESSはイギリスの生徒からの質問に英語で返事の手紙を書き、プレゼントなどを送りました。また、ESS部員はスピーチコンテスト意外に、高等部の英文学校案内「改訂版」の作成に貢献しています。

(K.G.H.REVIEW第32号より)


2007年度

~活動報告~

  • 4月 2007年度春の子ども会を神戸女学院との協力のもと関西学院で実施。宗教部のメンバー4名が本部スタッフ、その他当スタ、GLとして参加。
  • 6月 ブルキファソ支援に宗教部メンバー3名が参加。

春の子ども会50年史の企画開始。

  • 8・9月 50年史のための情報収集開始。
  • 11月 文化祭にてESS部と協力し、「チャリーティードリンク」を販売する。売上金はフィリピンに寄付。

献血の受付に参加

  • 12月 クリスマス礼拝にて、宗教部員が聖書を朗読。

2008年度子ども会の企画準備開始。
子ども会50年史の編纂委員発足。
(マスタリー第27号p217-218より)

長いようでとても短い一年間でした。活動としては、アッセンブリーの時に祈りをすることです。祈る時に皆がなかなか静かにならないことがあって、苦労しました。それでも祈りはとても大切な時間であるから、守り続けたことはとてもよかったと思います。三年間いろいろな先生にお世話になりました。また、学友会の役員そしてマスタリーの西村君、ありがとうございました。
(マスタリー第27号p199より)


2006年度

~活動報告~

  • 7月 合宿で広島に行きました。
  • 8月 日韓交流会を行いました。韓国ハムル教会の皆様と交流しました。
  • 11月3日 文化祭にて合宿で訪れた原爆資料館と大和ミュージアムの資料をもとに

「大和からヒロシマへ」のテーマで展示を行いました。

  • 10月 23日の全校礼拝で、神戸真生塾から富川和彦施設長が、「隣人」という題でお話をしてくださいました。真生塾は、毎年、高等部と神戸女学院の共催で行われている「春の子ども会」に長年参加している児童養護施設の一つです。

25日の高三学年礼拝では「子どもたちの思いと私たちの使命」という題で、児童養護施設、大阪水上隣保館遙学園の坂野学園長が子どもの虐待と児童養護施設、またそこで生活する子ども達の気持ちについて教えてくださいました。
26日は高一学年礼拝では知的障害者施設、止揚学園の福井光子理事長から、「弱いことってすてきだな」というメッセージをいただき、スタッフの西村美紀さんは止揚学園の歌を歌ってくださいました。
27日高二学年礼拝では地元一羊会の知的障害者入所更生施設、一羊園の藤田隆治元園長から「人間について」学びました。

  • 2006年度秋季宗教運動主題は「いのちをはぐくむ」でした。毎年高等部からクリスマス献金を四十近くの団体に送っていますが、今年度はその内の四つの社会福祉法人団体の代表者をお招きしました。

2004年度

~活動報告~

  • 一学期

啓明女学院YWCA部と合同でホームレスの炊き出しの手伝い。

  • 夏休み

関学献身キャンプへの参加。

  • 二学期

文化祭にて募金と募金の紹介を中心とした展示を行いました。

  • その他たくさんの学校行事、ボランティア活動に参加

(マスタリー第25号p305-306より)


2003年度

~活動報告~

  • 6月7日 啓明女学院YWCA部との交流 第1回
    • 歯ブラシ、歯磨き粉をヴァツアヌ共和国へ送る呼びかけをすることに決めました。
  • 6月9日 神戸女学院の宗教委員との交流 第1回
    • お互いの現在の活動や共同でできる活動案などを話し合いました。
  • 7月10日 神戸女学院の宗教委員会との交流 第2回
  • 7月17日 啓明女学院YWCA部との交流 第2回
    • 啓明女学院へ6人で訪ね、交流をはかりました。
  • 8月13日~8月15日 宗教部合宿として関学献身キャンプへの参加
    • このキャンプは関西学院大学神学部講演会が主催のキャンプで、YWCA六甲研修センターにおいて行われました。参加者は関西を中心とする高校生など32人が集まり、講師として有澤慎一牧師(多度津教会)をお招きして行われました。
  • 11月3日 文化祭
    • 募金と展示を中心に行いました。募金はペシャワールの会などを中心に3ヶ所へ送り、展示は合宿報告と去年の文化祭の時に行った「せいのおネパール募金」からお借りした青年画家ラメシュ・ラマの絵画を中心にしました。場所は神戸の小野浜公園で行い、百人を超える人々が集まりました。普段接することのない人と交流がもて、貴重な体験ができました。
  • 12月23日 啓明女学院YWCA部と合同で「もねちゃんを救う会」の募金活動の協力
    • 兵庫県神戸市在住の南田桃寧ちゃんは重度の心不全のため心臓移植をしなければならないのですが、日本での移植が認められていないので、海外での移植しか可能性がなく、そのための費用を集める募金活動をしました。

1997年度

~活動報告~

  • 宗教部という名に良くないイメージがあるのではと考え、「SHC」という愛称をつける
  • 例年行われる宗教部サマーキャンプで沖縄を訪れる
  • クリスマス礼拝で礼拝改革の一環としての計画を練るも、結局行うことができなかった
  • 礼拝改革の一環として、礼拝堂への聖書の持込、生徒礼拝の活性化を呼びかける

(マスタリー第20号より)


1996年度

~活動報告~

  • 部員不足の為、活動は「夏の旅行」「クリスマス」の二つに絞って行われた
  • 旅行先は北海道に決定、目的は北海道十勝の大自然の中で聖書を学び、農作業や酪農を体験するというもの
  • 北海道旅行では、ICU高の紹介で北海道本別生活学校を訪問、総勢15名ほどであった

(マスタリー第19号より)


1995年度

  • 8月 戦後50周年を記念して沖縄旅行を行う

本年は長島愛生園訪問はなく、戸隠までキャンプをしに行く
(マスタリー第18号より)


1994年度

~活動報告~

  • 3月 宗教総部主催で千刈キャンプ場にて春の千刈ワークキャンプを行う(3/29,30)
  • 8月 ハンセン病療養所である長島愛生園訪問を行う
  • 10月 宗教運動の一環としてゴスペルコンサートを行う

(マスタリー第17号より)


1993年度

~活動報告~

  • 3月 宗教部合宿(3/25,26)
  • 6月 高等部初の「花の日礼拝」を行う
  • 8月 ハンセン病療養所である長島愛生園訪問を行う
  • 10月 宗教運動の一環としてゴスペルコンサートを行う
  • 11月 献血 受付総数は百名ほど

(マスタリー第16号より)


1990年度

~活動報告~

  • 8月 夏のキャンプで清教学園高等学校が毎年行っているワークキャンプに参加

行き先は大島青松園

  • 10月 ゴスペルコンサートの実施
  • 12月 クリスマス礼拝

(マスタリー第13号より)


1987年度

~活動報告~

  • 宗教総部と合同で文化祭・献血等の活動を行った
  • 2年生を主にソフトベースボールチーム「ベイブルズ」を結成
  • 成績は河内長野の清教学園との練習試合での1勝のみ

(マスタリー第10号より)


1985年度

~活動報告~

  • 本年度は、例年行われるワークキャンプもなく、活動内容はあまりありません
  • 唯一の活動行事である文化祭も、スタッフ不足・準備不足の為に満足な展示ができませんでした

(マスタリー第8号より)


1984年度

  • 宗教部報vol.1を発行

内容は、教会紹介・私の選んだ一冊等

  • 12月 ランバス記念礼拝にて2年ぶりに燭火礼拝がおこなわれる

1978年度

  • 1~4月 新入生のための協会案内を作成
  • 5月 映画会「米子」上映
  • 5~7月 キャラバンの準備期間
  • 10月 映画会「64A号応答せよ」
  • 12月 機関紙「みちしるべ」発行

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11/3 文化祭当日

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10/31 机椅子移動

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